腸活の鍵は漢方薬?あなたの不調を根本から整える方法
- Yoshiko Omura
- 9月4日
- 読了時間: 3分
更新日:6 日前

便秘やお腹の張り、慢性的な疲れ…。腸活をしているのに「思うように改善しない」と感じていませんか?食物繊維や発酵食品を取り入れ、腸内フローラ検査を受けているのに成果が出ない人は意外と多いのです。
リジェナーでは、3500件以上の腸内フローラ解析を行ってきました。その中で気づいたのは、腸内環境を整えるには ホルモンバランスと栄養状態 も深く関わっているということ。ここが乱れていると、いくら腸活を頑張っても結果につながりにくいのです。
そこで注目したいのが「漢方薬」です。
不調を感じるとき、多くの人は「症状」に目を向けます。便秘、冷え、疲れやすさ、眠れない…。つらい状態をなんとかしたいと、薬やサプリメントに頼ることもあるでしょう。
でも、これは枯れた木の葉っぱを見つめているのと同じこと。本当に大切なのは、その木がなぜ枯れてしまったのか、どんな環境に置かれているのか――つまり “森全体を見ること” なのです。
森をみるという漢方の考え方
漢方は、症状を「点」で切り取るのではなく、身体を「面」や「全体」としてとらえます。木の葉が枯れるのは、根が弱っていたり、土が痩せていたり、水や光が足りなかったりするから。
身体でいうなら、その土台にあたるのが 腸内環境。腸は「第二の脳」と呼ばれるほど全身に影響を与え、ホルモンや免疫、栄養吸収にまで深く関わっています。腸内環境を整えることは、まさに土台を整えること。漢方が大切にしてきた「森を見る視点」とつながっているのです。
漢方薬が「効かない」と感じる2つの理由
「漢方薬は長く飲まないと効かない」「自分には合わなかった」――そう感じる方も少なくありません。でも、そこには大きく分けて2つの理由があります。
理由①:症状のラベルだけで選んでいるから
たとえば「便秘」とひとくちに言っても、
冷えからくる便秘
ストレスによる便秘
水分不足の便秘
腸の動きが弱い便秘 など背景はさまざま。 「便秘に効く」と書いてあるからと選んでも、自分のタイプに合っていなければ効果を感じにくいのです。
理由②:腸内環境が整っていないから
漢方薬の多くは、腸内細菌によって分解・変換されて初めて薬効を発揮します。腸内環境が乱れていると、その“変換力”が十分に働かず、効果を実感しにくくなってしまうのです。
漢方薬という選択肢が気づかせてくれること
腸内環境を整えることは、体質の土台を整えること。そして漢方薬という選択肢を持つことで、はじめて「自分の不調の背景」に気づけることがあります。
症状にとらわれるのではなく、体の土台から見直す。そのきっかけになるのが、私たちが開催する 「腸内環境と漢方」をテーマにした特別講座 です。
9月26日(金)20:30~21:30 (アーカイブ参加可)
講師:大村佳子(マイクロバイオーム解析士®)
学べること:
腸内細菌と漢方薬の意外な関係
腸内環境を整える漢方の選び方
自分に合った漢方薬を見つけるヒント
参加費は 2,750円。一般の方も参加可能です。
自己流の腸活で迷う前に、土台から整える「腸活×漢方」という選択肢を取り入れてみませんか?
(こちらは終了しました)



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