持ち込み解析『すぐやる3つ』腸活サポート
- Yoshiko Omura
- 5 日前
- 読了時間: 4分

検査会社より“読み取り”スキル。—どの検査会社のレポートでもOK
最近は、腸内フローラ検査も多様化しています。
次世代シーケンサーは第2世代から第3世代へ、細菌の割合を見るものに加え、ポストバイオティクス(代謝産物)の比率を示すタイプまで。レポートの見せ方や価格帯(3万円台〜より手頃なもの)もさまざま。
だからこそ、「どれを選べばいいの?」と迷うのは当然です。
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検査会社によって、こんなに違います
実際、各社の検査方法とレポート形式には大きな違いがあります。
16S rRNA解析(第2世代が主流) 細菌の16S rRNAの特定領域(例:V3–V4/全長)を読む方法。比較的低コストで主に属レベルの構成比(相対量)を把握。多くの検査会社が採用。※種・株レベルは基本的に難しい/真菌・ウイルスは対象外。
*16Sは相対比であり絶対量ではない/プライマーバイアスの影響あり。
メタゲノム解析(ショットガン) 細菌などのゲノム断片を網羅的に読む方法。第2世代(短鎖)中心だが第3世代(長鎖)を併用する場合も。条件次第で種〜株レベルの推定や機能遺伝子の情報が得られるが、コストと解析負荷は高め。
*メタゲノムは解析条件次第で分解能が変わる(菌株レベルは保証ではない)
便メタボローム(代謝産物)解析 短鎖脂肪酸・ポリアミン・乳酸・アンモニアなど、腸内細菌が産生する物質を測定。菌の“はたらきの出力”の一部を捉えられる点が特徴。ただし食事・採取タイミング・吸収の影響が大きく、組成データとの併読が前提。
*代謝産物は“活動の瞬間値”なので、繰り返し測定や文脈が重要。
レポートの表現方法 菌名一覧型、グラフ可視化型、生活提案を厚くした型など、会社ごとに個性あり。
このように検査の「入口」は多様ですが、リジェナーが見るのはその先の「出口」—つまり、あなたのからだで何が起きているかです。
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リジェナーの立場:販売よりも”読み取り”を重視
以前のリジェナーは、生データ(NGSのリード情報)にアクセスできる検査をおすすめしていました。学習の基準がそこで、解析しやすかったからです。
ただし、リジェナーは検査販売で利益を出すことを目的にしていません。これまで4,000件以上の解析経験の中で、複数の検査会社のレポートを横断的に読み、実際のサポートに落とし込んできました。
16S解析でも、メタゲノムでも、代謝産物データでも——異なる切り口から得られる情報を統合し、からだ全体の文脈に落とし込むスキルを磨いてきました。
その結果、どの検査会社のレポートでも十分に解析できる体制と知見があります。
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本当に大事なのは「全体像」と「流れ」
大切なのは、レポートの形式より何を読み取り、どう行動へ落とすか。
私たちは、数値の断片にとどまらず、
• からだの“流れ”(ホルモン × 代謝 × 腸内のつながり)
• どこで滞りが起きているか
• その背景(タイミング・量・リズム・生活習慣 など)
を総合して見立て、今日から着手できる「すぐやる3つ」に整理します。
たとえば、ある検査では「ビフィズス菌が少ない」と出て、別の検査では「酪酸産生菌の比率が低い」と出たとしても、背景にある食物繊維の摂取パターンや消化の流れ、ストレス状態などを統合的に見れば、同じ改善の方向性が見えてきます。
検査会社は手段であり、目的は行動設計です。
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レポートの“理想”と“現実”
加工や着色の少ない、素直な項目が並ぶレポートは、解析上は読み取りやすいです。
とはいえ、その時お手元にあるもの・費用に合ったもの・お気に入りの会社
——どれでも大歓迎。
肝心なのは、いまのあなたに合う順番で何をするかです。
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持ち込み歓迎:どのレポートでも「すぐやる3つ」に
レポートのご提出(PDF/画像OK)
ヒアリング(目的・生活リズム・体質など)
個別ガイド納品:あなた専用の「すぐやる3つ」(A4・10ページ)+オンライン解説30分
1. メール相談は無料/必要に応じて3ヶ月伴走もご用意
本サービスは医療行為ではありません。診断・治療・効果の保証は行わず、情報提供と生活習慣の見直し支援を目的としています。
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迷ったら、持っているレポートで始めましょう。
検査の種類より、“読み取り → 行動”が鍵。
リジェナーは、どのレポートからでもあなたの「すぐやる3つ」を設計します。
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