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執筆者の写真Yoshiko Omura

乳酸菌の王様:水キムチ


☆腸内フローラ検査結果に基づき、改善に効果的なレシピをご紹介しています。



乳酸菌を食事で摂るのにとっても便利な一品、水キムチ。

韓国のお漬物で、汁ごと飲む、驚異の乳酸菌レシピです。

韓国の伝統的なキムチの一つで、特に夏によく食べられるものです。文字通り「水のキムチ」という意味で、キムチの具材とスープを合わせたものとなります。水キムチは辛くないものが多いため、辛いものが苦手な人や子供にも人気です。


レクチャーでは、これを食べた方がいい人と食べない方がいい人の説明もあります。

乳酸菌が身体にどのような作用があるかの説明もあります。

乳酸菌を増やす必要がある人には、強力な一品になることでしょう。


*これで増えない場合はおそらく動物性発酵食品を少し増やす、そしてさらに小麦を控えてみてください。ブラウチアは5%くらいだとちょうどいいので水キムチを習慣にすると高くなりすぎることがあるので解析士に相談してください。



⭐︎是非自家製にチャレンジしてください。




⭐︎自家製でない場合(乳酸菌のパワーは分かりませんが、かなり野菜と果物がバリバリとれる)




⭐︎管理栄養士からのメッセージ


[水キムチの作り方]


「辛くないキムチ」として知られている水キムチ。漬物として具材を食べるのはもちろんですが、実は乳酸菌がたっぷり含まれる汁の方が主役!とも考えられる料理です。


手軽に食べられる市販の漬物や漬物の素は、原材料をチェックすると添加物が入っているのが気になります。腸内に良いからと積極的に摂りたいかというと疑問が残るのが正直なところ。お家で漬ける代表格と言えば「ぬか漬け」ですが、毎日のお世話ができるかは、向き不向きがあります(私はちょっと苦手)。


そんな方にお勧めなのがこの水キムチです!


お世話がとても簡単。常温放置からの冷蔵保存だけ。

摂れる乳酸菌はぬか漬けの、なんと20倍とも言われています。


野菜と果物をバリバリ噛んで食べられるところも、健康に良いですね(肥満予防にも◎)。

全て体に入りますので使うお塩は良いものを。自然塩がお勧めです。

飲めるくらいの塩加減で、雑菌の繁殖は抑えつつ、乳酸菌は増えていきます。


発酵するとお漬物の良い匂いがします。万が一、匂いや味に異変を感じたら食べるのをやめましょう。作った水キムチは1週間以内に食べきりましょう。


1リットル容器が作りやすく管理しやすいと思いますが、食べるペースに合わせて調整していってください。きっと一番簡単で心強い常備菜になりますよ!


【材料】(保存容器1リットル分)


[生で食べられる野菜と果物合計400g]

・きゅうり 1本

・白菜 小2枚

・パプリカ 1/2こ

・りんご 1/2こ


[つけ汁]

・米のとぎ汁 400ml(煮沸する)

・昆布 1枚

・たかのつめ 1本

・にんにく 1/2かけ

・しょうが 1/2かけ

・塩  12g(小さじ2と1/2)


【下準備】

・米のとぎ汁はサッと洗い流した後のとぎ汁を使う。一度煮沸して冷ましておく。

・保存容器は洗って消毒する(煮沸、アルコール等)。

・野菜と果物は流水で良く洗い、水気をふき取る。

・たかのつめは、半分に切り、種を取っておく。

・昆布は布巾などで汚れサッとふき取る。


【作り方】

①きゅうり、白菜、パプリカを食べやすい大きさに切る。りんごはくし切りしてから5㎜くらいの幅に切る。全てをボウルに入れて塩を全体にまぶす。


②保存容器に①と昆布、たかのつめ、にんにく、しょうが、を入れ、とぎ汁をそそぐ。


➂酸味が出るまで常温で置き(夏場は半日、冬場は1日が目安)、その後冷蔵庫で保存して1日後くらいから美味。一週間以内に食べ切る。



【メモ】

・ジッパー付きの保存袋でも作れます。

・野菜や果物は季節に応じた物に変更可能です(生で食べられるもの)。皮に乳酸菌がついているので、皮ごと使用します。



大滝初美さんの料理代行依頼は、こちらから





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